校長の小部屋【学校生活】

架け橋期とは?

【更新日】2024年06月17日

先日、幼児教育についての研修会に参加しました。

小学校の先生なのに【幼児教育】?と思われるかもしれませんが、実は、これまでも言われてきたことですが、最近また、幼児教育と小学校教育のつながりが重要視されているため、私ももっと幼児教育について学びたいと思い、研修会に参加しました。

幼児教育と小学校教育は全く違うのではないかと思っておられる方もいるかもしれませんが、そうではありません。幼稚園は遊びの中で学ぶ小学校は教科等の中で学ぶとされているためこの誤解が生じているものと思われます。

しかし、幼児期も児童期も、それぞれの環境の中で子どもたちは確実に学んでいます

これまでも小学校では入学したばかりの子どもたちがスムーズに学校生活に慣れ、学習できるように【スタートカリキュラム】等を作成して指導にあたってきました。小学校に順応することができるようにと考えているものです。

しかし、最近では、幼児教育と小学校教育は連続している(当然中学校、高等学校ともつながっている)、いわゆる学びの連続とし、5歳児と小学校1年生の2か年を【架け橋期】として、地域単位で体制を整え、カリキュラム編成にも取り組んでいこうという動きになっています。

 

長崎市でも以前と比較してみると幼保小の接続・連携は進んでいます。

小江原中学校区でも幼保小の関係性を密にすべく、年4回ほど、小学校、幼稚園、保育園、保育所、認定こども園の先生方が集まって話し合いながら、子どもたちの育ちを共有しています。

今後も【架け橋期】の子どもたちが楽しく、学びを途絶えさせることのないように、幼保小の接続・連携を継続していきます。