5・6年生【学校生活】

地域と紡ぐ 伝統の味~心温まる饅頭づくり体験

【更新日】2025年07月16日

7月16日(水)の5・6年生の家庭科の授業では、地域に古くから伝わる饅頭づくりに挑戦するために地域の方をお招きしました。

「今までに家庭でも作ったことがある」「おうちの方が作ったお饅頭を食べたことがある」等と言ってはいましたが、実際に生地をこね、あんを包み、蒸す工程を目の当たりにし、自らの手で作り上げるのは初めてという子が多かったようです。

最初に、ゲストティーチャーの方々から作り方を教えていただきました。小麦粉に、ひと肌に温めた牛乳、生イースト等を入れてこねるのですが、力を入れないと生地がよく混ざらず、苦労していました。混ぜた生地はしばらく置いて発酵します。その後、発酵したふわふわの「種」を丸め、粒あんや芋などを入れて蒸かすと、甘い香りが広がり、子ども達の期待が一気に高まりました。蒸したての饅頭の素朴で優しい甘さに、子ども達は満面の笑みを浮かべ、ほど美味しかったのでしょう、2個も食べました。1年生から4年生の子ども達にもおすそ分けしました。

手熊小校区には饅頭等の食の伝統をはじめ、後世に伝えるべき素晴らしい伝統が数々あります。手熊小学校の子ども達にはその素晴らしい伝統を受け継ぎ、伝える存在になってほしいと思います。

今回の貴重な学びの機会は、ゲストティーチャーとしてお忙しい中、子ども達のために御指導くださった地域の皆様の御協力なしには実現しませんでした。心より感謝申し上げます。

地域と紡ぐ 伝統の味~心温まる饅頭づくり体験の画像