全校の部屋【学校生活】
雨空を彩る、優しさと感謝のひととき
【更新日】2026年02月24日
2月24日(火)、今日はお昼ごろから雨の予報が出ていたとおり、空には雨雲が低く垂れ込め、しっとりとした空気に包まれた一日となりました。しかし、そんな少し物悲しい外の景色とは対照的に、校内では子供たちの温かな交流が、雨雲を吹き飛ばすような熱気と優しさを生み出していました。
新刊お披露目会:譲り合う心。受け継がれる優しさ
図書室で行われた「新刊お披露目会」は、新しい本との出会いに胸を躍らせる子供たちで活気にあふれていました。 一通り新刊を吟味した後、図書館司書の「せーの!」という合図で、一斉に目当ての本を指さします。
通常、希望が重なれば「じゃんけん」で決めるのがルール。しかし、今回は「卒業を間近に控えた6年生に、優先して読んでもらおう」という特別なルールが設けられました。
私がそっと様子を見守っていると、ある4年生が指さした本が6年生と重なってしまう場面がありました。その瞬間、4年生は悔しがるどころか、満面の笑みで「どうぞ!」と新刊を差し出したのです。その屈託のない優しさと、上級生を敬う姿を目の当たりにし、思わず胸が熱くなりました。
縦割り活動:5年生がつなぐ、感謝のバトン
午後からは、縦割り班ごとに「6年生とのお別れ会」に向けた準備が進められました。 驚かせるためのサプライズとして、具体的な内容はまだ秘密ですが、どの班も次期リーダーである5年生が中心となり、真剣な眼差しで話合いをリードしていました。
「どうすれば6年生が喜んでくれるか」を一生懸命に考える下級生たちの姿は、小規模校ならではの家族のような絆を感じさせます。1年生から5年生までの純粋な「ありがとう」の思いは、必ずや6年生の心に深く届くことでしょう。
結びに代えて
2月もいよいよ最終週を迎え、カレンダーをめくるたびに、6年生と過ごす残り少ない日々が惜しまれます。
校庭に降る雨は、別れを惜しむ涙のようにも感じられますが、今日見せた子供たちの優しさと団結力は、春の芽吹きを待つ恵みの雨のように、学校の新しい伝統を力強く育てています。6年生が胸を張って卒業できるよう、残された時間を全校児童で大切に積み重ねていきたいと思います。

























