ふるさと教育

【更新日】2024年01月12日

【大学に行こう!】②

1学期から取組を進めてきた「大学に行こう!」の学習。

10月26日に、いよいよ長崎大学に訪問することになりました。大学の大きさ、様々な珍しい施設や設備に目を奪われながら、「大学とは、どんなところなのか。」という課題解決を進めていきました。

まず、体育館をお借りして、学生がコーディネートしたサーキットトレーニングコースに挑みました。学生の手助けを借りながら、高い鉄棒などにも挑戦しました。

次に、スカイホールという階段教室をお借りして、「食育」の模擬講義を受けました。いかにも大学の講義室という雰囲気の中、友達と相談しながら考えることができました。

生協の学生食堂では、子どもたち考案の献立をもとにしたランチをいただきました。おいしさとともに、自分たちが考えたものが形になる喜びも味わうことができました。

午後からは、選択講義でした。①「保育」②「国語」③「ものづくり」の3つに分かれて、自分の学びたい講義を受けました。こんなところも「大学生気分」です。「保育」では、乳児の抱き方や沐浴のさせ方を学びました。「国語」では、古文書を資料に、長崎の歴史についてクイズも交えて学びました。「ものづくり」では、LEDライトを使ったキャンドルライトづくりを行いました。

今回の体験学習では、たくさんの大学の先生方や学生と、コミュニケーションをとりながら活動することができました。人とのつながりの中で、地元長崎の大学を体験したことで、子どもたちの将来に対する思いも、少しずつ変化をしてきたようです。

 

 

 

【クリーン作戦】

地域のために自分たちにできることをしようと、子どもたちが発案した「クリーン作戦」。今年は、地域の方や保護者にも参加を広く呼びかけました。

そして、11月29日(水)、約15名の地域・保護者の方のご協力をいただいて、学校周辺の黒崎海岸と黒崎川の清掃活動を行うことができました。多くの漂着ゴミがあふれていましたが、みんなが一丸となって作業を行い、燃やせるごみ50袋、燃やせないごみ1袋を集めることができました。

みんなが暮らすふるさとをきれいにできたことで、子どもたちにとっても誇らしい活動になりました。

 

 

 

【大学に行こう!】①

本校では、ふるさと教育の一環として、長崎大学と連携して「大学体験学習」(単元名:「大学に行こう!」)を、総合的な学習の時間に実施しています。

自分たちが住む長崎にある大学の魅力に触れ、身近なもの、ひいては長崎自体のよさ

として捉えることで、自分たちのふるさとに誇りをもち、ふるさとの未来を担おうとする意欲を高めることをねらいの一つとしています。

 

1学期には、単元の導入として、「大学ってどんなところだろう?」と児童に投げ掛け、自分なりの考えをもつ学習を行いました。

児童は、大学に対して興味津々。「実際に行って確かめたい。」と、活動意欲を高めることができました。

10月26日(木)に、長崎大学に児童を連れていき、模擬講義や学食体験などを行う予定です。

 

 

【柏木くんち】

10月15日(日)に、校区の柏木神社で秋の大祭が開かれました。コロナ禍の中で、一時中断されていたものが、数年ぶりに復活したのです。

学校では家庭に周知をした上で、児童に呼びかけをし、当日は近隣の児童5名が参加しました。学校からも教職員が参加し、祭りの盛り上げに一役買いました。

神輿を担いだり、太鼓を鳴らしたり、「わっしょい」と掛け声をかけたり、秋晴れの中、気持ちも晴れ晴れとする時間を過ごすことができました。

 

本校は、このように地域の行事や伝統、文化などを大切にし、子どもたちにもその一端を担っていくことができるように働きかけています。子どもたちがふるさとを愛し、ふるさとの未来を考えていくことができるようにしていきます。