全校の部屋【学校生活】

命のバトンを未来へ:震災15年の鎮魂と、地球を救う小さな一歩

【更新日】2026年03月11日

3月11日、祈りと継承の日

本日3月11日、東日本大震災の発生から15年という大きな節目を迎えました。 2万2千人を超える尊い犠牲者を出した未曽有の震災。最愛の家族を亡くされた方々、住み慣れた故郷を追われた方々、そして命からがら生き延びた方々…。15年という月日が流れても、なお癒えることのない皆さんの深い悲しみに思いを馳せると、胸が締め付けられる思いです。

震災を知らない世代が増えていく中で、私たちはこの記憶を風化させず、命の尊さを語り継いでいく使命があります。午後2時46分、全校で静かに目を閉じ、鎮魂の祈りを捧げたいと思います。

期待高まる卒業式予行

午前中、体育館では卒業式の予行が行われました。 本番さながらの緊張感の中、主役である卒業生はもちろん、1年生から5年生までの在校生も実に見事な態度で臨んでいました。ピンと伸びた背筋、一つ一つの丁寧な所作、体育館に響き渡る透き通った歌声、そして心に響く呼びかけ。

その一挙手一投足には「感謝」と「決意」という強い情熱が宿っており、見守る教職員も思わず目頭が熱くなるほどでした。来週に迫った本番は、間違いなく感動に包まれたすばらしい式になる。そう確信させてくれる、立派な予行練習でした。

6年生個人研究発表会:地球の未来を考える

予行終了後は、6年生による地球環境をテーマにした個人研究発表会(2日目)が開催されました。本日のテーマは「大気汚染」と「森林伐採」です。

1 大気汚染とオゾン層のゆくえ

温室効果ガスが大気汚染に与える影響から、議論はオゾン層の破壊へと発展しました。

発表を聞いていた児童からは、「大気の汚染が完全に止まれば、一度失われたオゾン層は元通りに復活するのか?」という鋭い疑問が投げかけられました。現状を知るだけでなく、「未来の修復」にまで目を向けたこの問いは、子供たちにとっての新たな探究の種となりました。

2 森林伐採と「FSCマーク」の意義

森林伐採の発表では、生物多様性の保護や先住民族の権利を守って生産された製品に与えられる「FSCマーク」が大きな話題となりました。 身近なハンバーガーチェーンの容器にもこのマークが使われていることを知ると、教室からは驚きの声が上がりました。「これからは紙製品を買う時に必ずチェックしたい!」という声が相次ぎ、自分たちの消費行動が世界を変える一歩になるという高い意識が芽生えています。

自分たちにできること

地球規模の課題は、一見すると自分たちとは無関係な遠い国の出来事のように思えます。しかし、今日学んだ「大気の変化」も「マーク一つによる選択」も、すべて私たちの日常生活と地続きです。

震災から15年。命の尊さを学んだ子供たちが、今度は「地球の命」を守るために、自分たちに何ができるかを真剣に考え始めています。知識を得るだけで終わらせず、日々の生活の中で小さなアクションを起こしていくこと。それこそが、未来を創る卒業生たちに期待される姿です。

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