全校の部屋【学校生活】
体験活動が育む子供たちの「生きる力」 〜池島炭鉱坑内体験ツアーの実施に向けて〜
【更新日】2026年06月10日
昨日、子供たちにとって「本物に触れる体験活動」がいかに大切かをお話ししましたが、それを裏付けるデータがあります。2021年に文部科学省が発表した調査では、小学生の頃の体験活動が、高校生になったときの心の成長にどう影響するかが追跡されています。
・自然体験(キャンプ、登山、川遊びなど):自尊感情(自分を大切に思う気持ち)や、外向性(自分を活発だと思う姿勢)が高くなる。
・社会体験(農業体験、ボランティアなど):向学的な意識(勉強や授業が楽しい、もっと学びたいという意欲)が高くなる。
・文化的体験(博物館・美術館、音楽・演劇鑑賞など):向学心や自尊感情、外向性に加え、精神的な回復力(落ち込んでも立ち直る力)や心の健康など、すべての項目に良い影響が見られる。
このように、子供たちの「生きる力」の根底には、幼少期の豊かな体験があると言えます。今後、学校でも各学年で工夫を凝らしながら、日々の学習の中に体験活動を積極的に取り入れていきたいと考えております。
さて、先日行われた学校運営協議会におきまして、今年度で終了を迎える「池島炭鉱坑内体験ツアー」について、「ぜひ、全学年の子供たちに体験させてほしい」という大変貴重なご意見をいただきました。その後、学校でも実施に向けて検討を重ね、このたび、各ご家庭への経済的な負担をかけることなく実施できる見通しが立ちました。
実施時期は10月後半を予定しております。この体験を通して、子供たちには、自分たちの育つ地域の歴史や産業の歩みに直接触れ、郷土への誇りと愛着を深めてほしいと願っています。また、かつてこの地を支えた人々の知恵や力強さを肌で感じることで、困難に立ち向かう「生きた学び」を五感で吸収してくれることを期待しています。詳細につきましては、追って保護者の皆様にお知らせいたします。


















