全校の部屋【学校生活】
一折一折に願いを込めて。全校児童が作った「平和の折り鶴」
【更新日】2026年06月17日
本校では毎年、平和学習の一環として「折り鶴づくり」を行っています。
本日6月17日(水)、全校児童が縦割り班に分かれ、今年度の「折り鶴づくり」に取り組みました。
活動の始まりは、平和担当の教員によるリモート講話です。画面を見つめる子供たちに語られたのは、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった、佐々木禎子さんの物語でした。禎子さんは小学校6年生の時、自身の被爆から10年後に白血病を発症。病床で「生きたい」という願いを込め、ひたすら鶴を折り続けながら、12歳という若さで生涯を閉じました。彼女の死をきっかけに建てられた像には、今も世界中から絶えず千羽鶴が捧げられている―。そんな歴史と命の重みに、子供たちは真剣な表情でじっと耳を傾けていました。
「今日の活動は、ただの折り紙ではありません。一羽一羽に、皆さんの平和への思いを込めることができるのです」
その言葉を合図に、いよいよ折り鶴づくりがスタートしました。
各教室をのぞいてみると、そこには優しさと真剣さに満ちた空間が広がっていました。「ぼく、一人で折れるよ!」と小さな手で一折一折ていねいに紙を折る1年生。その横では、「あれ、ここはどう折るんだっけ?」と戸惑う低学年に、高学年のお兄さんやお姉さんが「ここはね、こうして端を合わせるんだよ」と目線を合わせて優しく手本を示す姿が見られました。指先に全神経を集中させ、小さな折り鶴に命を吹き込むかのように、誰もが真剣な眼差しで作業を進めていました。
子どもたちの「平和を希求する心」が、小さな折り鶴の一羽一羽に、確かに宿った一日となりました。































