全校の部屋【学校生活】
ガイド学習が実を結ぶ!複式指導で育つ「自分たちで学習を進める力」
【更新日】2026年10月19日
10月16日(金)、5・6年生の国語科研究授業を行いました。
当日は長崎市教育委員会より学力向上アドバイザーをお迎えし、本校が推し進めている「自ら問い、深く学び合う児童の育成」を目指した校内研究の様子を参観していただきました。
今回の授業は、5年生が「たずねびと」、6年生が「やまなし」の物語文を扱う複式指導です。「自分たちで問いを立て、自分たちの力で解決していくこと」をねらいとし、担任は子供たちが自分たちの言葉で説明し合えるよう、温かく見守り支える役に徹しました。
授業中、特に印象的だったのは、教師がもう一方の学年へ指導に向かっている間の子供たちのたくましい姿です。
5年生は、物語の情景や心情の変化にじっくり向き合い、「この言葉があるから主人公の気持ちが変わったんじゃないかな」と教科書に線を引きながら、自分たちの言葉で懸命に根拠を語り合っていました。 また6年生は、文章の表現から生じた「どうしてこの物語の題名は『やまなし』なのか」という疑問を自分たちで「今日の問い」として整理し、ガイド役の児童を中心に「なるほど!」「ということは…」と仲間と真剣に視線を合わせ、納得がいくまで話し合っていました。
教師の手を離れても、自分たちで考え、仲間とともに課題解決へ向かって力強く突き進む子供たちの姿に、教員一同、深い感銘を受けました。
研究発表後の協議会では、学力向上アドバイザーの方より、本校の取組と子供たちの姿について次の3点を高く評価していただきました。
・教員の姿勢と学びの土台:「信頼する・任せる・待つ・支える」という教師のスタンスが共有されており、教師が離れている時間でも子供たちが安心して主体的に学べる土台となっている点。
・ガイド学習の定着と授業づくり:これまでのガイド学習の実践が実を結び、複式学級だからこそ育つ「自分たちで学習を進める力」がしっかりと発揮されている点。
・子供の具体的な変容と研究成果:発言や問いの質の高さ、相手にすっと向けられる視線や体の向き、深い振り返りなど、子供たちの生き生きとした姿そのものに研究の成果が表れている点。
今後は、一人一人が個別のめあてを設定し、自ら学び方を選んで振り返る一連の学習過程を一層大切にしていきます。さらに、「今日学んだこと」を「明日の自分や授業にどう生かすか」を自ら記録するリフレクションを深め、複式学級ならではの自律した学びを育む校内研究を充実させていきます。













































