校長室より

【更新日】2025年04月17日

西北小学校は、令和6年度より2か年計画で、長崎県教育委員会公募制研究指定校事業に取り組んでいます。研究テーマは「学びに向かう力の育成」です。教師の指示を受けて学習するのではなく、自分で学習の選択や決定をしながら、自身の学習に責任をもてるようになることを目指しています。また、家庭学習についても今年度は力を入れて取り組みます。家庭学習とはその名の通り、家庭において学習するすべてです。宿題だけでなく、自主学習や塾や習い事も含まれます。こうした家庭学習を子どもがデザインできるようにしていきたいと考えています。低学年のうちは、学習習慣を身に付けるために、教師からの宿題の割合が高くなりますが、高学年になるにつれ、自分で考え、自分で決める自主学習の取組を強めていきます。

将来、子どもたちは精神的にも、経済的にも独り立ちをしますが、同じように「学び」においても独り立ちをしなければ、これから予測不可能な社会で生き抜くことはできません。与えられた学びだけでなく、自ら学びに向かう力がこれからは強く求められると考えています。

こうしたことから研究の視点を「NSKT」の4つに絞り授業研究を中心に研究を進めていくことにしています。

すでに対話的な学びや子どもが学習方法を自己選択する授業実践ができています。今年の秋には長崎県下に向け研究発表会を行う予定です。職員の士気も高くなっています。

合言葉は「長崎県で一番、子どもに学習を委ねた授業を実践していこう!」です。