令和3年度2学期始業式校長講話

【更新日】2021年09月01日

校長講話

みなさんおはようございます。

本日より2学期が始まりましたが、現在、長崎県ではコロナウィルス感染症の「まん延防止等重点措置」が適用され、感染防止の取組が行われています。

今日の始業式を放送で行ったり、2年生の修学旅行が延期されたり、部活動が中止されているのも、ここで感染爆発を抑えるための取組になります。

今年の2学期は、学級で具体的な指導があったと思いますが、感染対策をしっかり行い、自分と周りの人の命を守る学期にしてほしいと思います。

現在、感染力の強いデルタ株の感染拡大により、20歳代以下の感染者が増え、小中学生の感染者が夏休みに入り急増しています。誰が感染しても不思議ではない状況です。

三川中学校の生徒・教職員・保護者が感染する可能性もありますが、その時に、くれぐれも悪口、いじめがないようにお願いします。思いやりにあふれた三川中生を信じます。

また、2学期は1年間で最も期間が長く、学習や運動に適した時期で、「緑風祭」等の行事があり、がんばり次第では自分を伸ばし、変えることができる学期です。

ここで、感染防止対策以外で、みなさんにお願いしたいことが2つあります。

1つは校訓「自律・共生・創造」を意識した学校生活を送ってほしいということです。みなさん自律の夏を過ごすことができましたか?

自ら目標を決め、計画的に努力し、結果については自分で責任をとり、決して人のせいにしない力のことです。

また、「共生」は三川中学校平和宣言の中にあった「自分と違う意見や考えを尊重します。」という考え方で、東京オリンピック・パラリンピックを通して「共生社会」を作るきっかけにしようという、これからの世界を生きていく上でとても大切な力です。

「創造」とは、様々なアイディアを出し合い、人のため、学校・社会のために役に立とうとする力のことです。2学期は「校訓」を意識した学校生活をお願いします。

もう1つは学校教育目標である「己を磨く」取組を継続してほしいということです。

1学期は体育大会・中総体等で「己を磨く」場面をたくさん見せてもらいました。

ただ、3年生の田口さんが終業式の学期反省の中で、「発表は常に同じ人が発表することが多い」と言っていたことや集会などで感想を聞かれたときに、なかなか手を上げる人が少ないという様子を見て、もっと「人前力」を身につけてほしいと思っています。「人前力」とは自分から勇気を出して、人前で自分の考えを表現する力、学級や生徒会で役割分担をしているときに「自分がやります」と自ら手を上げる力のことです。 思いやりがあり、素直なみなさんですから、この「人前力」が身につけばもっともっと伸びること間違いなしです。

それではコロナ対策を徹底し、「自分磨き」を行い、「自分の成長」が実感できる明るく、実りある2学期にしましょう。 (放送では一部省略しました。)

また、体育館での始業式用に準備したスライドを紹介します。

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