学校行事【学校生活】
被爆体験講話を開催しました
【更新日】2024年07月05日
7月4日(木)の午後から、講師に 山川 剛 先生をお招きして、被爆の体験・実相についてお話ししていただきました。
山川剛先生は、国民学校3年生の8歳の時に、爆心地から4.3km離れた長崎市浪の平地区で被爆されました。その後、小学校の先生として学校教育に携わりながら、「被爆体験を伝える活動」にも取り組まれ、現在も各方面で原爆被爆についてお話しいただいています。
山川先生の講話を、各クラスの平和委員会の代表2名が集まった教室でお話しいただき、他の生徒は各教室で山川先生のお話を画面を通して聴かせていただきました。
先生は、現在と当時の子どもの生活の様子の違い、8月9日のこと、これからの世界に望むこと等を、当時の写真や地図をプレゼンテーションとして示しながら、私たちに熱心に語ってくださいました。
講話の後には、各学年代表者からの質問にも丁寧に答えていただき、特に「継承していくこと」には「誰が」「何を」「どのように」ということをしっかり考えることが大切であり、「なぜ、被爆体験がいるのか」についても考えてほしいと、私たちが平和について考えていくための方向性についても示していただきました。
各学年ともに、今回の山川先生からの講話や、平和学習でのフィールドワークや講師を招いての学習を通して感じたこと・考えたことをまとめ、8月9日の学校での平和祈念集会で発表することにしています。