校歌

【更新日】2023年12月08日

外海中学校 校歌     ※一番下の再生ボタンをクリックすると校歌を聴くことができます。

光る外海のうみ

 作詞 上奥まいこ

 作曲 伊藤心太郎

 

夕焼け色に染まる 大城小城を過ぎて
そっと耳を澄ましたら 潮騒の音
僕たちは見上げる 限りない青空
かけがえのない 夢や絆が ここにはすべてある

この海がある この空がある 友達の笑顔がある
夢はまだ始まりの時 明日また会えるね
喜びがある 輝きがある そして希望が微笑む
いつまでも心優しく 光る外海のうみ

帰り道にひとり 答えを探しながら
もっと何をどうしたら わからず泣いた
私たちは知ってる 遠い昔も今も
変わらないもの 大切なもの ここにはすべてある

水平線に 沈む夕陽が この町を包んでゆく
それぞれの未来への道 ここにまた帰るね
どこか遠くに 離れていても 僕たちは繋がってる
いつの日も心の中に 光る外海のうみ
いつの日も心の中に 外海中学校

 

<校歌への想い>
このご縁を頂いて制作させて頂く事が決まってから、この上なく光栄だと思う感謝の気持ち、そしてそれと同じくらいのプレッシャーに、今までに経験したことのない気持ちで、初め何から手を着けて良いのか悩みました。そんな時、校長先生が言われた「いわゆる校歌ではなく”外海の歌”を作って欲しい」その言葉で、生徒さん、先生方、地域の皆さん、みんなで作り上げる、みんなの校歌にしようと決めました。
それから完成までの1年間、ワークショップをさせて頂いたり、ミニライブや給食の時間、一緒に過ごさせて頂く時間の中で、外海の皆さんが大切にしているもの、受け継いでいきたいものを、この歌に込めよう。そして、外海で暮らす皆さんはもちろん、今は離れて暮らす方々や、卒業していく子供達にも、この素晴らしい外海の自然や文化、人々の愛が、いつの日も心の中にあるのだという事をここに記そう。そんな思いを込めました。
私のこれまで、そしてこれからの人生において大切な掛け替えのない歌ができました。携わらせて頂いた事に、心から感謝しています。
【上奥まいこ(うえおく まいこ)】

初めて外海町に訪れた時、真っ先に目にしたのが、どこまでも青い海とどこまでもでっかい空でした。
僕の人生59年の間、見たこともない景色。感じたことのない広さ。圧倒されました。この場所で生まれ育った子供達に歌ってもらえる曲を作る事なんて僕に出来るのかと不安でした。しかし生徒達に会った時、そのまっすぐな目の輝き、素直で明るい笑顔に触れて、優しさに包まれるような安心と勇気をもらいました。
出来るかもしれない、難しく考えなくていい、外海のうみのようにゆったりとゆっくりと身を委ねるように音符を奏でればいいと教えられた気がします。僕のこれからの音楽人生において、とても大切な曲になりました。まさか学校嫌いだった僕が校歌を作る機会をもらえるなんて夢にも思いませんでした。人生の巡り合わせに感謝。ありがとうございます。
【伊藤心太郎(いとう しんたろう)】

校歌の画像

校歌データは、上奥まいこ氏が歌うオリジナル音源です。楽曲の著作権は上奥まいこ氏と伊藤心太郎氏にあり、ジャスラックの校歌利用規定に基づき、本校は利用しています。本音源をダウンロードして配信することなどはご遠慮ください。また、他のアーティストの方がカバーをして、CDや配信にて販売する場合は使用料が発生しますのでご注意ください。