長崎市立西町小学校

本校は昭和31年度に開校し、令和5年度、68年目を迎える学校です。特別支援学級4学級を含む16学級で、児童数317人、職員数30人の中規模の学校です。開校時にはまだ校舎が建っておらず、近隣の学校の教室を借用していたことから、新聞に「幻の学校」と評されたことがあります。1・2年生のみの385人でスタートし、２部授業、３部授業を経て、昭和34年度に全学年を収容し、全校児童数は2,155人となりました。以降、緩やかに減少をたどり、昭和50年度には1,500人を割り、昭和63年度には1,000人を割りました。平成22年度に300人台になり、この10年余りは同規模で推移しています。市街地に近い場所に位置しており、徒歩圏内に長崎大学、県営野球場（ビッグNスタジアム）、県立総合体育館（アリーナかぶとがに）、長崎市科学館、平和公園などがあります。

開校後68年目を迎え、施設の老朽化が進んでいることから、令和９年度までを工期とする大規模改修が計画されています。長崎市では水泳授業における民間施設の活用を進めており、本校は令和４年度から近隣のスイミングスクールで水泳授業を実施していることから、新しいプールは造らず、「プールのない学校」となる予定です。