リーディングDXスクール【教育関連情報】

中学校におけるプログラミング教育の実践① プログラミングを体験しよう~ブロックリーゲームス~

【更新日】2025年02月12日

中学校では主に技術・家庭科技術分野「情報の技術」においてプログラミング教育を実施しています。

小学校にプログラミングが導入されたことに伴い、中学校のプログラミングの内容が高度になりました。

 

中学校技術分野で学習するプログラミングの内容は次の通りです。

1 プログラミングの体験

順次・反復・分岐処理や変数の理解

 

2 ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング

(学習指導要領に例示された学習例)

〇 学校紹介のWebページにQ&A方式のクイズといった双方向性のあるコンテンツを追加

〇 互いにコメントなどを送受信できる簡易なチャットを教室内で再現し,更に利便性や安全性を高めるための機能を追加

 

3 計測・制御のプログラミング

〇 気温や湿度の計測結果に基づき,灌水などの管理作業を自動的に行う栽培ロボットのモデルの開発

〇 買物の際に,高齢者の方を目的の売り場に誘導しながら荷物を運搬したり,障害物や路面状況などをセンサで確認し,危険な状況となった場合には注意を促したりする生活サポートロボットのモデルの開発

 

コンテンツのプログラミングや計測・制御のプログラミングを行うには、順次・反復・分岐処理や変数について理解することが大切です。

今回は、「1 プログラミングの体験」の順次・反復・分岐処理の学習の実践例を紹介します。

使用するアプリは、Google Blockly Games(ブロックリーゲームス)で、インストール不要でWeb上で簡単に利用できます。

ブロックリーゲームスの迷路では、レベル1~10を順にクリアしていきます。使えるブロック数に制限があるため、順次処理だけを使ってクリアすることができず、必ず反復処理や分岐処理を使う必要がある点が優れています。

 

プログラミングを体験しよう~ブロックリーゲームス~ 授業スライド(PDF)

 

ブロックリーゲームス振り返りシート生徒記入例(PDF)