GIGAスクール構想について【教育関連情報】

GIGAスクール構想で高める学力について

【更新日】2021年06月23日

公正に個別最適化された学びを実現する上で,ICT環境を基盤とした先端技術や教育ビッグデータの活用による具体的な効果として次の3つが挙げられます。

① 学びにおける時間・距離などの制約を取り払うこと⇒「学びの多様化」

(例)遠隔教育により,多様な考えに触れる機会が充実したり,様々な状況の子供たちの学習機会が確保されたりします。

② 個別に最適で効果的な学びや支援⇒「学びの最適化」

(例)学習状況に応じた教材により効果的に学ぶこと,子どもの様々な情報を把握・分析することにより,抱える問題を早期発見・解決することができます。

③ 学びの知見の共有やこれまでにない知見の生成⇒「学びの深化」

(例)教育データの蓄積・分析により, 各教師の実践知や暗黙知を可視化・定式化すること,個々の子どもに応じた効果的な学習方法等を特定することができます。

 

新学習指導要領においては,初めて「情報活用能力」を学習の基盤となる資質・能力と位置付け,教科等横断的にその育成を図るとともに,その育成のために必要なICT環境を整え,それらを適切に活用した学習活動の充実を図ることとしており,情報教育や教科等の指導におけるICT活用など,教育の情報化に関わる内容の一層の充実が図られました。

そこで本校は,

〇 これまでの情報活用能力の育成 → 多様な情報から,必要(正確)な情報を選択し,それを使って自分なりの表現を行う。  (思考力・判断力・表現力等)

〇 学習の基盤となる資質・能力としての情報活用能力 → 情報端末を「道具」として使いこなせるように(知識及び技能)

〇 学校における情報モラル教育 → 情報を有用に扱うためのマナー・ルール・しつけの習得(引用を行う際のきまり,著作権・肖像権・個人情報などの法の遵守) (学びに向かう人間性等)

〇 情報活用能力の育成のためのカリキュラム・マネジメント → どの教科と関連させながら,何の単元で,何を使って,何を身に付けさせるか。

ととらえ,学習の基盤となる資質・能力である「情報活用能力」の育成に努めていきます。