4年生【学校生活】
(4年生)社会科 ~「本物」に触れる学び~
【更新日】2025年11月19日
11月19日(水)
社会科の学習で、「地域の伝統・文化」について学んでいます。
一昨日は、小島に在住の藤田さんを招いて、学習を深めました。
藤田さんは、原料のタイマイに限りがあり、今では数少なくなった鼈甲細工の職人さんです。
鼈甲細工は、タイマイ(ウミガメ)の甲羅を加工して作られる伝統工芸品。
独特の光沢と風合いが魅力で昔から多くの人に愛されてきました。
こと長崎は、江戸時代唯一の外国との窓口だったため、原料のタイマイの甲羅と技術が伝わり、鼈甲細工づくりが盛んとなりました。まさに長崎が誇る伝統文化の象徴と言えます。
昨日は、藤田さんから鼈甲細工についてのお話をいただいた後、作品の一部と工具を見せていただきました。
その後、子どもたちのリクエストに応えて、その場で小さな鼈甲細工を一人一人に作ってくださったのです♪ その数ナント、40人分!(^^)!
もちろん即興なので、下書きもなく糸鋸を使って手作業で!まさに、プロ!!職人技、神業でした!!!
子どもたちは、大切に手に握りしめ、「本物」の技の素晴らしさと伝統文化の奥深さを実感していました。
長崎、小島が誇る「本物」の一人、鼈甲細工職人の藤田さん。
子どもたちの憧れとして心に刻む授業となりました。








