校長日記【学校生活】

(校長日記)1月17日に思いを馳せる・・・

【更新日】2025年01月17日

1月17日(金)

 

1月17日。あれから30年が経ちます。

当時私は、初任校に勤め3年目でした。朝からTVのニュース画面を見て愕然としたことを今でもはっきりと覚えています。

美しい神戸の街並み、そこに暮らす人々の営みが厳寒の早朝、瞬く間に崩れ、火の海となった街の光景は、遠く離れた長崎に住む私たちでさえ記憶から消し去ることはできません。

阪神淡路大震災の後も、毎年のように列島を様々な自然災害が襲っています。

普段何気なく生活しがちな私たちですが、今なお、災害の爪痕に苦しまれている方がいらっしゃること、日々の営みが当たり前ではないことを頭の片隅に置き、自分にできることを考えたい1月17日です。

 

※ 添付している画像は、長崎市在住の絵本作家 長谷川 集平さんの「あしたは月曜日」の表紙です。見開きに「阪神淡路大震災で被害にあわれた方々にささげる本」という一文があります。ごく普通の休日を過ごす家族の様子が描かれており、家族と共に過ごす時間の大切さを感じる絵本です。学級担任当時、毎年この日、子どもたちに読み聞かせをしていた大切な一冊です。

 

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