校長日記【学校生活】

(校長日記)学校保健委員会 ~メディアについて考える~

【更新日】2024年12月19日

12月19日(木)

 

先週の金曜日、第2回学校保健委員会を実施しました。

今回は、ICT関係に詳しい講師の先生を招き、6年生と保護者を対象に「子どものメディア利用と保護者の役割」というテーマで講話いただきました。

昨今のメディアによる問題点や課題を踏まえつつ、御自身の経験を交えながらメディアとのよいよい付き合い方について分かりやすくお話してくださいました。

特に、以下の点を学びました。

〇SNSで他者とやり取りをする際は、相手の気持ちを考えて言葉を選ぶことが大切であること。

〇パスワード管理を徹底すること。他者に絶対に教えないこと。(保護者も子どもに教えない。一方、保護者は我が子のパスワードは知っておくこと。子どもが勝手に親の端末を使い、多額の金銭トラブルとなる事案が散見されます。)

〇SNSは、刃物や車と同じで使い方が大事であること。文明の利器であると同時に凶器になりうることを自覚すること。

〇スマートフォンやタブレット等、端末のブルーライトが及ぼす睡眠への影響について。少なくとも入眠1時間前からは端末を使用せず、読書をしたり音楽を聴いたりすることで睡眠の質がよくなること。

〇SNSの利用については保護者が責任をもって管理すること。各家庭でルールを作り、守ることが大切。「親に育て守ってもらっている」ことを再確認すること。

最後は、親子で現状を振り返ったり、他の家庭の状況を互いに聞き合ったりしてメディアとの付き合い方を見つめ直しました。

 

もうすぐ冬休み。家族や親族、地域の方とのふれあいを大切にしながら健やかに、そして、心穏やかに佳き年を迎えたいものです。

 

 

 

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