被爆80周年 Koebaru Peace Project【学校生活】

Koebaru Peace Projectを林田光弘先生に報告をしました

【更新日】2025年07月12日

7月11日(金)5,6時間目に本校PC室で報告会を行いました

各班から活動報告を行い

報告終了後林田先生から講評をいただきました

音楽班:福山雅治さん作詞作曲の「クスノキ」を合唱することで原爆の悲惨さを訴えました

英語班:平和リーフレットを作成し、原爆の恐ろしさや平和の尊さを英語で伝えました

美術班:紙粘土やポスター、うちわに平和のモニュメントや鳩を描き、平和の大切さを訴えました

国語班:永遠の会の方と協力し、被爆体験記や紙芝居で戦争の恐ろしさを訴えました

理科班:キャンドル制作や学校内に被爆クスノキ2世を植樹し、永遠に平和が続くよう思いをこめ活動しました

技術班:折り鶴や被爆遺構のスッテカーを作成し、長崎を最後の被爆地にという思いを訴えました

 

NHK WORLDさんの取材もあり

緊張しながら方向を行いました

休憩時間には、核兵器の多さを知ってもらうための作品を林田先生に説明していました。

また、爪楊枝を核兵器に見立てており、実際に林田先生に爪楊枝をさしていただきました。

 

林田先生からの講評では

自分たちで目的やゴールを設定し、実際にアクションを起こしたことに

意義があることを伝えていただきました

 

授業の後半は林田先生と「被爆90年をどうむかえるか」について

対話しながら考えていきました

 

「平和の反対はなに?」

「暴力にはどんな種類がある?」

という投げかけにみんなで意見交換しながら答えを見つけていました

被爆90年を迎えるにあたり

これから平和な世界を築いていくためには「自分」が大切であることを伝えていただきました

 

10年後は25歳

長崎県にいない人も多い

では他県にいながらも、サイレンがならなくても

8月9日11時2分にその場に立って黙祷ができるか?

他が作り出す目には見えない雰囲気・空気があったとしても

実行することができるのか?

 

勇気が必要なことですが

その勇気が平和な世界を作るんだという目には見えない

雰囲気・空気を作り出し

世の中を良くしていく

君たちが作り出していく

 

林田先生の口調はとても優しかったですが

決意・覚悟のある言葉を頂きました

中学校3年間の平和活動を終え、振り返りを各班から一人ずつ発表を行いました

林田先生2年間にわたり、本校の平和活動に関わっていただき本当にありがとうございました

生徒たちの心のなかに確実に「平和の芽」が育っていることを実感しました

この「芽」がこれからも育ち、花を咲かせ

長崎の夏・平和の夏を作り出す立派な大人になっていきます