生徒会役員選挙(中学校)

【更新日】2023年11月22日

令和6年1月、中学3年生を中心とした今年度の生徒会から、次年度の生徒会への引継ぎが行われます。

本日、中学校では、新生徒会役員選挙が行われました。

選挙管理委員の3年Sさん、1年Kさんの進行・説明がしっかりとしていて、ほどよく緊張した雰囲気の中で、立会演説と投票が行われました。

これまで、先輩たちが残してきた伝統を大切にしながら、よりよい学校を創っていこうという思いのこもった役員選挙でした。

責任をもってその役割を果たした、選挙管理委員のSさん、Kさん、ありがとうございました。

これまで生徒会を引っ張ってきた3年のKさん、任期もあと少し、よろしくお願いします。

実は私も・・・

会長・副会長に立候補した、2年のSさん、Nさんの演説を一部紹介します。

(会長候補Sさん)

本校に入学して一年半、コロナ禍の中であっという間に時間が過ぎました。

その中で私は全校生徒6人という少ない人数の中でも伝統や行事を守り続けているこの伊王島中学校を守っていきたいと思うようになりました。

そして少ない人数の中で自分という存在を出すことができる中学校づくりと、今ある校則の中で伊王島中学生にそぐわない校則をなくすために生徒会長に立候補させていただきました。

私が会長になって具体的に実現したいことは2つあります。

まず一つは、多様性や個性を出すことができる中学校をつくることです。

そのために髪の毛に関する細かい規則やカーディガン着用に関する男女差などをなくしていきたいと思います。

そしてもう一つは、全校生徒みんなが楽しく仲良く過ごすことのできる中学校をつくることです。そのために例えば、学期に1回以上みんなで料理を作って食べるなど、みんなが楽しめるレクリエーション活動をしたいと考えています。

生徒が主体となって、一人一人が主役になれる学校をつくっていきたいと思っています。

(副会長候補Nさん)

私は昨年から1年間生徒会副会長として活動していて、先輩方から様々なことを学びました。また今年も生徒会副会長に立候補させていただいて先輩から受け継いだものをさらに進化させて、より良い学校をつくっていきたいと思っています。

私が生徒会副会長として実現したい目標は2つあります。

まず一つ目は、生徒同士が仲の良い学校にしていくということです。全校生徒6人という小規模の学校だからこそ一人ひとりの個性を活かせるような学校にしていきたいと思います。そのために対話の時間をより多く設けたいと考えています。自分の好きなテーマで話したり、相手のことで知りたいと思ったことを質問したりして、お互いに、より仲を深めていけたらと思っています。

そして2つ目に実現したい目標は、これからもいじめのない平和な学校づくりをしていきたいということです。そのためにいじめを見た生徒が先生などの大人に報告しやすい環境をつくったり、いじめが起こる原因の一つである「ストレス」をなくすための活動をしたりしていきたいと考えています。

それぞれの思いがしっかりと伝わる、すばらしい演説でした。やりたいと思ったことは、失敗を恐れることなく、どんどんチャレンジしてください。先生たちは心から応援します。

「オンリーワン」を大切にする

伊王島小中学校

2学期の合言葉「どんどんチャレンジ どんどん失敗 それでもチャレンジ」