校長より「小学校全校集会での話:5月8日」

【更新日】2023年05月09日

新学期が始まって1か月が経ち、今日は5月8日、月曜日です。

5月は、昔の言い方では「皐月(さつき)」といい、「さなえつき」を短くなって「さつき」といわれるようになったそうです。

(「稲穂」と「早苗」の写真を見せながらそれぞれを説明する。)

実りの秋に、美味しいお米が収穫できるように、田んぼを耕したり、「早苗」を植えたりする時期だということで、「さなえつき」、「さつき」と言われているのです。

一年の中で、この5月は、私たち日本人の主食となる美味しい「お米」をいっぱい収穫するために、しっかりと準備をし始める時期なんですね。

みなさんにとっても、この5月を、半年後、一年後、体が強くなったり、お勉強ができるようになったり、みなさん一人一人が成長するための、準備をはじめる5月にしてほしいです。

みなさんは、半年後、一年後、どんなことができる自分になっていたいですか。

そんな自分になるため、近づくためのヒントを一つ紹介します。

この手帳は、私が大学を卒業して、学校の先生になる前に、別の仕事をしていたときに、職場の先輩から使い方を教えてもららい、25年以上使っているものです。

この手帳は、私が、どんなことができる自分になりたいかという目標を達成するため、近づくための大切な相棒になっています。

この手帳をどのように使っているかというと、(手帳を見せながら)まず、年間の大まかな目標を書きます。

例えば、今年は、私は一年かけて、伊王島小中学校を、学校に通う児童生徒や、働く先生方、学校に関わる保護者の方や地域の方、みんなが元気になる学校にしたい、そんな学校にする校長になりたいと思っています。それをここに書いています。

そして、そのために、毎日自分がすることを、一つずつ書き出して、それができたら消す、できなければ次の週にも書く、そしてできたら消す、ということを25年以上続けています。

これまでの自分自身を振り返ったときに、これはやって良かったと心から思っています。

さあ、半年後、一年後の、なりたい自分になるための準備をはじめましょう。

「オンリーワン」を大切にする

伊王島小中学校長