明日から心を見つめる教育週間が始まります
【更新日】2023年06月21日
明日、22日(木)から「長崎っ子の心を見つめる教育週間」が始まります。
本日朝の小中合同集会において、校長から児童生徒に2つお話をしました。
その内容を一部紹介します。
明日から始まる教育週間は、伊王島小中学の児童生徒一人一人の「命の大切さ」や「命を大切にすること」、「命はなぜ大切なのか」「命を大切にすることとはどういうことだろうか」ということについて、君たちと先生たち、保護者の方々、地域の方々など、みんなで考えようという1週間です。
その始まりに、私から2つお話をします。
一つ目のお話は「なぜ命は大切にしなければならないのか」について、伊王島小中学校の図書館にある「しんでくれた」(詩:谷川俊太郎 絵:塚本やすし 佼成出版社)という絵本のお話を紹介します。
(途中略)
「だからぼくはいきる うしのぶん ぶたのぶん しんでくれたいきもものぶん ぜんぶ」
二つ目のお話は、私の知り合いが20年ほど前に経験したお話で、「命を大切にすることとはどういうことなのか」、「勉強するということはどういうことなのか」私に気づかせてくれたお話です。
(途中略)
その夜、知り合いから話を聞いたときに、私もいっぱい涙が出ました。そして、その時私が気づいたのは、その子にとって、勉強するということは、「未来がある、希望がある」ということなんだ、人は「明日がくる、生きていたい、未来がある、希望がある」と思うからこそ学ぼうとするのだと、厳しい状況でも、希望をもって、学び続けようとしている子どもが実際にいるんだということです。
初めにも言いましたが、明日から「心を見つめる教育週間」が始まります。この1週間が、君たちにとって、命の大切さや、命を大切にすることについて、たくさん気づき、たくさん考える1週間になることを願っています。
以上で話を終わります。
保護者の皆様、地域の皆様、この1週間は、いつも以上にお気軽に学校へお越しいただき、学校の様子を見ていただきたいと思っております。
保護者の皆様、24日(土)の土曜授業のご参加、よろしくお願いします。
「オンリーワン」を大切にする
伊王島小中学校長