中1理科の授業

【更新日】2024年01月24日

中1理科 M先生の授業を参観しました。

「第3章地層から読み取る大地の変化」

「柱状図をもとに、地層の重なり方、広がり方についての規則性を理解する」というねらいのもと、授業が行われました。

「寒天を利用したボーリング調査のモデル実験」(実験教材はM先生の自作)をしながら、これまでの授業の中で、理解が難しかったところを、もう一度確認しながら、「標高と場所の異なる4つの地点の地層の柱状図から、地層の様子を読み取るという難しい問題に」チャレンジします。

まずは、「平行な地層」、先生がやって見せて、そのあとは1年生のKさんが実験に取り組みます。

つづけて、「傾いた地層」、「状態がわからない地層」、あわせて3つの実験にチャレンジしながら、ボーリング調査(実験)の結果(柱状図)から、地層の状態を理解していきます。

Kさんは、地層という「概念」について、「レキ」「砂」「泥」の粒の大きさ、「近い、遠い」「地震、傾き」などをふまえながら身につけていました。

身につけた「概念」と、時間(重なり)や空間(広がり)といった視点を働かせながら考察していきます。

Kさんは、見事にブラックボックスのような下の地層の様子を読み取っていました。

こうした学習活動ができるのも、小規模校ならではの本校の「強み」でです。

これまで、いろいろな匠を紹介してきましたが、新たに、「教材の匠」、本校の新たな「強み」を発見しました。

 

「オンリーワン」を大切にする

伊王島小中学校

3学期の合言葉「続けて どんどんチャレンジ どんどん失敗 それでもチャレンジ」