中学校の終業式・クリスマス会

【更新日】2023年12月23日

本日、無事に終業式を迎えることができました。とても寒い中、元気に生徒たちが登校することができたのも、保護者の皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

中学校の終業式の内容と、生徒たちが楽しみにしていた「クリスマス会」の様子を紹介します。

【終業式】

〇生徒代表のことば 2年生のSさん

2学期頑張ったことと、新年の抱負を、しっかりと述べていました。

二学期の振り返りと冬休みの目標 

二学期は沢山の行事がありました。運動会や連合音楽会、職場体験、生徒会選挙などがありましたが、私が特に印象に残ったことは2つあります。

1つ目は職場体験です。私はレイフィールドという美容室に行き3日間働きました。そこでは働くことの大変さを知ることができました。美容師さんはお客様の髪の毛を切ったり染めたりするだけではなくて商品棚の掃除や洗い物など、色々な努力があって美容室は成り立っていると知りました。この経験で学んだことや感じたことを忘れずにこれからの生活に活かしたいです。

2つ目は連合音楽会です。今年は5名での参加となりましたが、これまでの太鼓と変わらずにブリックホール全体に響きと迫力を伝えることができました。

これはみんながいつも以上に練習や努力を重ねてきたからだと思います。

このメンバーで叩ける太鼓は終わりましたが、新しいメンバーでも今までの伝統を忘れずに響きと迫力を伝えられる太鼓にしたいです。

明日から冬休みが始まり、二週間後には三学期が始まります。冬休みには一年の振り返りや新年を迎える準備をして、怠けた生活を送らないようにしたいです。冬休みを有効に使い、自分の苦手な分野を克服できるように頑張ります。三学期は一年生は先輩になる準備を、三年生は高校に向けた準備をする期間に入ると思います。2年生として、一年生と三年生を支えられる存在になれるように頑張ります。

〇校長から

ふれあい運動会のダンス、中総体、職場体験、総合学習発表会など、たくさんのチャレンジが思い浮かびますが、私の中で特に印象に残っているのは「海響太鼓」です。先生方や西方小天鼓(さいほうこてんぐ)の皆さんに支えていただき、みんなで意見を出しないながら、ほぼ毎日練習をしていました。連合音楽会のときには、みんなでつくり上げた太鼓の演奏は、会場で聞いていた人たちに大きな感動をあたえました。「今までで一番良かった」と西方小天鼓(さいほうこてんぐ)の方からもほめていただきました。力をあわせて頑張ったり、チャレンジしたりする皆さんの姿は、見ている人を勇気づけたり感動させたりする力があると強く感じました。本当に「ナイスチャレンジ!」でした。

新たなスタートに向け、みなさんに現在の中国でも使われている「ことわざ」を紹介します。「一年之計在于春 一日之計在于晨」ということわざです。

日本語にすると「一年の計画は春にあり、一日の計画は朝にあり」となります。春は季節のはじまりです。朝は一日のはじまりです。このことわざは、日本ではどういわれているか。そう、「一年の計は元旦にあり」です。元旦は、1月1日、お正月、一年のはじまりです。これは「一年の計画や目標は元旦に立てるのが良い」という意味で使われる「ことわざ」で、「ものごとははじめが大事」「しっかりとした計画・目標を立てて着実に行うことが大事」という意味があります。

確かに、一日を大切に過ごそうとすると、どんな朝を迎えるのかはとても大事です。

では、一年間で考えると、もうすぐ、令和6年になりますが、3年生のSさんとKさんは高校生、2年生のNさんとSさんとNさんは3年生、受験生、1年生のKさんは、2年生、学校の新たな柱となっていろいろな経験をする中堅学年になります。それぞれ、新たなチャレンジがはじまります。

今年一年が、君たち一人ひとりにとって、それぞれの成長につながる大事な一年だったように、来年は、今年以上に大事な一年になるとも考えられます。その大事な一年の、大事なはじまり、令和6年が、君たち一人一人にとって良い年となるように、1月1日にそれぞれの「目標」を明確にもとう。できれば「計画」も立てよう。来年をどんな一年にしたいか、今年のうちにしっかりと考えよう。私も、考えます。私の目標は、来年1月9日の始業式で話をします。みなさんの目標も聞かせてください。

〇長崎市歌・校歌斉唱

【クリスマス会】

始業式のあとは、中学校の生徒、先生方、みんな家庭科室に集まってクリスマス会を行いました。

テーブルに並んでいるのは、みんなで、少しずつ役割を決めてつくりあげたクリスマスケーキと。

技の匠のT先生と、2年生のSさん、Nさんが昼休みに、小学校からもらった「さつまいも」を活用し、昼休みを利用して作っていた「スイートポテト」「サツマイモチップス」「いもだんご」そして、「メレンゲクッキー」です。

とてもきれいに、美味しく出来上がりました。みんなで分け合って、美味しくいただきました。

クリスマスの音楽が流れる中、みんなでつくったスウィーツを、たのしくお話をしながら一緒に食べました。

外は、雪が舞う寒い中、甘くて暖かくて幸せな雰囲気が家庭科室に広がっていました。

先生方、生徒の皆さん、すてきな企画・運営、ありがとうございました。次が楽しみですね。

「オンリーワン」を大切にする

伊王島小中学校

2学期の合言葉「どんどんチャレンジ どんどん失敗 それでもチャレンジ」