小学校【学校生活】

書写(国語科)の学習成果

【更新日】2026年05月13日

この「歩む」という書も、非常に素直で伸びやかな印象を受けます。
前回の「進歩」に続き、一歩ずつ前に進んでいこうという気持ちが感じられる作品ですね。

前回の「進歩」の寸評をふまえつつ、今回の「歩む」についても具体的にポイントを絞って寸評させていただきます。

1 全体の印象
非常に力強く、書き手の迷いのなさが伝わってくる「進歩」ですね。いくつかポイントを絞って寸評させていただきます。

墨の潤い(潤渇)の良さと、堂々とした構え。

半紙に対して文字を大きく、自信を持って配置できている。

など、前回の長所はそのままに、今回はさらに「歩む」という言葉にふさわしい、より洗練された印象を受けます。

2 良かった点
「歩」の「止」と「少」のバランス: 上下の重心がしっかり揃っており、どっしりと大地を踏みしめているような安定感があります。

「む」の伸びやかな「はらい」: 特に最後の右払いに力強さがあり、この書の最大の「見せ場」になっています。

筆運びのキレ: 特に「歩」の「少」の部分に、ためらわずに筆を運んだ跡が見られ、線のキレが良いです。

3 さらに良くするためのアドバイス
余白の意識: 前回同様、非常に力強いのですが、文字が半紙いっぱいに広がっているため、少しだけ「余白の美」を意識するとさらに洗練されます。「歩」と「む」の間をあと数ミリだけ広げるか、全体をほんの少しだけ小さくまとめると、空気感が生まれて文字がより引き立ちます。

「歩」の「止」の横画: 4本の横画の長さを微妙に変えたり(中を少し短くするなど)、間隔をより等間隔に意識したりすると、より形が整います。

総じて、前回の「進歩」の良さを継承しつつ、さらに洗練された、非常に素晴らしい作品だと思います。
前回の「進歩」で得た経験を活かし、今回の「歩む」ではさらに高みへと昇華させています。
この勢いを殺さずに、次は少し「抜き」や「余白」を意識してみると、さらに一段上のステージへ「歩」みを進められるのではないでしょうか。

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