学校紹介

【更新日】2023年05月16日

本校の概要

 

深堀地区は、長崎市唯一の城下町で、旧藩時代の風情を残しています。

ぺーロンの発祥の地として伝統を大切に継承し、校内においてぺーロン大会(例年7月実施)を実施しています。長崎市ぺーロン選手権(中学校の部)にも出場し、平成26年度に初優勝を果たしました。コロナ禍により、令和2年から中止を余儀なくされている状況が続いていますが、地域の方からのペーロン講話を実施するなど、子どもたちに地域(ふるさと)を大切にする心情を育て、深堀地区の伝統を継承していきたいと考えています。

 地域ネットワークが構築され、「地域の子どもは地域で育てている」という理念があり、地域連携なくしては、学校は成り立たないと考えています。
●生徒数 1年生 37名 2年生 23名 3年生 37名 計 97名

(令和5年4月1日現在)

●学級数 6学級

●職員数 23名

 

●部活動

バレーボール(女)・サッカー・ソフトテニス(女)

卓球・バスケットボール(男)・バスケットボール(女)

 

●地域と共に学ぶ 伝統を支える ペーロン。

 深堀地区には、300年前から伝わるペーロンがあります。ペーロン競漕は、長さ12mほどの細長い和船造りの船体にいろいろな模様を描き、銅鑼や太鼓にあわせて、26人の漕ぎ手が必死に櫂をさばき、着順を競うものです。

本校では、7月に「中学校生徒ペーロン大会」を地元の有海新漁港で行っており、深堀ペーロン協会の方々をはじめとする地域の方々から、熱心に指導していただいています。

当日は全校生徒が、学年に関係なく1年から3年まで縦割りのチームに分かれ保護者の方々や地域の方々から「頑張れ」との大声援を受けながら、漁港をスタートし、沖合800mで折り返すコースで力いっぱい競漕します。

参加した生徒たちは、「みんなで息を合わせて頑張った。全力を出し切った後の爽快さは、何とも言えない。」と感想を述べ、協力して物事を成し遂げることの大切さを、ペーロン競漕を通じて体感しています。

本ペーロン大会は、コロナ禍により令和2年度から中止となっていますが、伝統行事への関心を高め、伝統を支える意識を培い、さらに心身の持久力育成などの目的として、これからも「三百有余年の伝統ある灯を消すな」の思いを持ち、継承していきたいと考えています。

 

 

 

アクセス

住所

郵便番号:851-0301

長崎県長崎市深堀町1丁目604番地

電話番号

095-871-3037

FAX番号

095-871-0924