校長室より【学校生活】
8/9 平和集会
【更新日】2024年08月09日
[平和集会]
8月9日、79回目の「長崎原爆の日」を迎えました。
朝から汗だくになりながら、登校してくる子供たちの姿から、本日の平和集会を大切に
思う気持ちが伝わってきました。
朝から体育館の窓を全開にして、大型ファンも回しながら、全校一堂に会して平和集会を
行うように準備も万全に整えていました。しかし、次第に気温が上がり、体育館の中は
たいへん蒸し暑い状態になりましたので、子供たちの健康を第一に考え、急遽リモートに
切り替えて実施しました。
例年平和学習の発表を行う5年生は、原子爆弾が落とされた期日や理由、熱線や爆風、
放射線による被害、当時の衣服や食べ物、平和祈念像の姿形の意味、高校生平和大使との
交流、自分たちの思いなどをスライドにまとめ、たいへん分かりやすく発表することが
できました。1学期に学習したことがよくまとめられていました。発表の最後に歌った
「青い空は」も心に響きました。
横尾小平和宣言の誓いと「折り鶴」の斉唱、そして、11時2分の黙祷は各教室で一斉に
行いました。私からは、パリオリンピックを通して平和と戦争を考えるような話と
8月9日は、一人ひとりが平和と戦争についてしっかり考える「平和を願う一日」、原爆で
お亡くなりになった方々のご冥福を祈る「祈りの一日」にしてほしいという話をしました。
この集会は、運営委員会が進行やはじめ・おわりの言葉を担当して進めました。
また、平和集会前には、各学年ごとに時間を決めて、1階廊下に掲示されたパネルや作品を
鑑賞する時間を設け、平和学習を積み重ねていきました。
一人ひとりの平和への思いや願いを込めた絵や言葉をかいたメッセージカードは、各学年
ごとにまとめ、追悼平和祈念館にしばらく掲示されます。そして、10年間は自由に閲覧が
できるようになっています。
このような横尾小の平和学習は、今後も大切にしていきたいと思います。