校長の小部屋【学校生活】
手熊っ子感謝祭、創立150周年お祝いの会
【更新日】2025年11月10日
昨日、本校は学習の成果と感謝の気持ちを伝える「手熊っ子感謝祭」と、記念すべき創立150周年を祝う「創立150周年お祝いの会」を盛大に開催いたしました。
子どもたち一人ひとりの輝きと、地域の皆様との温かい絆が会場を満たした、忘れられない一日となりました。
感謝祭は、日頃から学習でお世話になっている方々をお招きし、予定をはるかに超える2時間45分という長丁場となりましたが、それは子どもたちの「感謝を伝えたい」「今の自分を見てほしい」という熱意が溢れた証でした。
感謝祭の始まりを告げたのは、Nagasaki Shiny Venus Marching Bandの皆様による、力強くも華麗なファンファーレでした。
その壮大な響きは、参観された皆様の期待感を一気に高めてくれました。
続いて「川の流れのように」「名探偵コナンのテーマ」、そして本校の歌「自分色の帆をはって」が披露され、アンコールの「風になりたい」では、聞き馴染みのあるメロディーに、多くの方が自然と体でリズムを取り、手拍子をしながら一体となって楽しまれていました。
続いて、ダンススクール RIBBON の先生が特別に振り付けてくださった、校歌に合わせたオリジナルダンスを披露しました。
このダンスは子どもたちのお気に入りで、毎日お手本の動画を見て熱心に練習を重ねてきたものです。
本番では、心から楽しそうに踊る子どもたちの生き生きとした姿に、参観された皆様も誘われるように一緒に体を動かし、会場全体が熱狂的な一体感に包まれました。
そして迎えた各学年の発表。
それぞれの学習を通して深めた知識や表現力をいかした、素晴らしい集大成となりました。
劇、ダンス、合奏など、盛りだくさんで楽しい発表は、子どもたちの豊かな個性が弾ける時間となりました。
感謝祭のクライマックスは、校歌と「自分色の帆を張って」の合唱です。
全校児童33名という少ない人数ながら、その歌声は体育館の隅々まで響き渡り、澄み切ったハーモニーを奏でました。
子どもたちのまっすぐな歌声、そして歌に込めた想いは、参観してくださった方の胸を打ち、中にはそっと目頭を押さえていらっしゃる方もたくさんおられました。
終演後、「子どもたちから元気をもらったよ」「手熊小の最後を飾る、心に響く素晴らしい感謝祭でした」と、数えきれないほどのお褒めの言葉をいただきました。
33名の子どもたち、一人ひとりの努力と笑顔が、光り輝いた一日となりました。
午後からは、閉校実行委員会主催の【創立150周年お祝いの会】が開催されました。
地域の皆様、卒業生、旧職員の皆様など、300名を超える多くの方々が御来校くださり、手熊小学校が紡いできた150年の歴史と、深い絆を確かめ合う温かい時間を過ごしていただきました。
特に印象的だったのは、かつて手熊小学校に勤務されていた先生と、当時の教え子である現保護者様が、長年の時を経て喜びの再会を果たされている姿でした。
世代を超えて受け継がれる手熊小学校への愛情を肌で感じ、胸が熱くなりました。
この感動と感謝を胸に、3月まで子どもたちの様々な取組はまだまだ続きます。
地域の皆様、保護者の皆様、どうか引き続き、熱いご声援をよろしくお願いいたします!

