令和7年度「青少年の被害・非行防止全国強調月間」および長崎県「ココロねっこ運動強調月間」のお知らせ

【更新日】2025年07月09日

保護者の皆様、地域の皆様

 

いつも本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

さて、令和7年7月1日(火)から同月31日(木)までの一ヶ月間は、国の定める「青少年の被害・非行防止全国強調月間」です。この月間は、青少年を性被害や薬物乱用、インターネットを介した犯罪などの被害から守り、また、非行を防止するために、社会全体で意識を高め、具体的な取り組みを推進することを目的としています。

 

同時に、長崎県では、青少年の健全育成を目指す「ココロねっこ運動強調月間」も実施されます。これは、子どもたちが豊かな心を育み、規範意識を身につけ、社会性を養うための様々な活動を推進するものです。家庭、学校、地域が一体となって、子どもたちの「心の根っこ」を育むことの重要性を再認識する機会となります。

 

「家庭の日」と「ながさき基準」で家族の時間を大切に

長崎県では、毎月第3日曜日を「家庭の日」と定めています。これは、家族みんなで会話をしたり、一緒に過ごしたりする時間を大切にすることで、家族の絆を深め、子どもたちの健やかな成長を支えることを目的としています。情報化が進む現代だからこそ、意識的に家族と向き合う時間を作り、お互いの気持ちを分かち合うことの重要性を改めて感じます。

また、長崎県が推進する「ながさき基準」も、子どもたちの健全な育成に欠かせないものです。これは、スマートフォンやインターネットの利用に関して、家庭でルールを決めて守ることで、子どもたちが安全に、そして主体的にメディアと付き合う力を育むためのガイドラインです。例えば、「寝る前はスマホを使わない」「フィルタリング設定を行う」など、ご家庭で話し合って具体的なルールを作り、実践していくことが大切です。

 

学校での取り組みとご家庭へのお願い

本校では、これらの強調月間中に、子どもたちが安全に、そして健やかに成長できるよう、以下の点について改めて指導を徹底してまいります。

 

〇情報モラル教育の推進: インターネットやSNSの適切な利用について指導し、ネットいじめや不適切な情報に触れることの危険性を伝えます。本校では、代表委員会で「メディアの使い方をみつめなおすため」という提案理由の下、「学校メディア宣言を決めよう」という話合いをおこないました。そこでは、高学年は「メディア2時間まで、年齢制限を守ろう。」、低学年は「メディア2時間まで、夜8時からは使わない。」という宣言を決定しました。

 

〇不審者対応・防犯意識の向上: 日常生活における危険を察知し、身を守るための行動を促します。

 

〇規則正しい生活習慣の確立: 基本的な生活習慣の重要性を再確認し、心身の健康を保つことの大切さを伝えます。

 

〇豊かな人間関係の構築: 友人を大切にし、互いを尊重する心を育むよう指導します。

 

ご家庭におかれましても、この機会に、お子様とインターネットの利用状況や日頃の過ごし方について話し合ったり、地域の安全について一緒に考えたりするなど、これらの運動へのご理解とご協力をお願いいたします。特に、「家庭の日」を活用し、家族で過ごす時間を増やしたり、「ながさき基準」を参考にメディア利用のルールを見直したりすることで、より良い家庭環境を築いていきましょう。地域全体で子どもたちを見守り、育んでいくことが、何よりも重要であると考えております。

ご不明な点やご心配なことがございましたら、遠慮なく学校までご相談ください。

今後とも、本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

お願い申し上げます。