学校行事【学校生活】

原爆殉難教え子と教師の慰霊式

【更新日】2025年08月01日

本日、長崎市平和会館で第44回原爆殉難教え子と教師の慰霊式が行われました。

 

全参列者(約400名)による黙祷の後に、市長様、県教育長様、児童代表、

そして、本校の第1学年主任のG先生が市内の教師を代表して、「慰霊のことば」を述べられました。

・「あそこで炸裂したんぞ。」恩師の社会科の先生より、中学時代のG先生へ「あの日」のことを伝えてくださったこと。

・祖母が浦上川沿いにあった兵器工場で作業中に被爆したこと。

・母親が疎開先の佐賀から、祖母の安否を確認するために叔父と投下数日後の原始野に入ったこと。

・これまで、自身の教師生活の中で、祖母や母親のことを生徒たちへ伝えてきたこと。

・原爆投下から80年目を迎え、私たちが伝えられたことを伝えていく時代へと移り変わろうとしていること。

・長崎に育ち、被爆者の方々から伝えられてきた私たちこそ、世界の人々に、次の世代に、伝えられる。豊かな感受性と想像力を大切にしながら、つなげていくこと。

 

最後に、全参列者(G先生、本校生徒11名と引率のH先生、校長を含む)による献花を行いました。

 

参列者一人一人の心にしみるスピーチを行ったG先生、引率のH先生、生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

原爆殉難教え子と教師の慰霊式の画像