令和3年 7月【学校生活】

7月7日(水) 被爆体験講話学習

【更新日】2021年07月09日

二重被爆とは?

昭和20年8月6日の広島と3日後の8月9日の長崎、その両方の街で原爆の被害にあった人は「二重被爆者」と呼ばれています。

長崎の造船所に勤めていた山口彊さんは、出張先の広島市で被爆し、その後、戻ったふるさとの長崎でも被爆しました。

山口さんは原爆症に苦しみながらも家族を養い、みずからの被爆体験を語る活動や核廃絶を訴え続けるなどの平和活動を行いました。そのことを紙芝居などを使って語り継いでいらっしゃるご家族の山崎さんと原田さんが琴海っ子たちに講話をしてくださいました。

【生徒の感想】

○私が一番印象に残ったことは、映画の一部の映像です。山口さんが涙しながら一生懸命に伝えているところが心に残っています。

○今日の講話は前に学習したことを思い出しながら聞いていました。授業で習った時よりも詳しくて良かったです。紙芝居でしてくださったお話はとても分かりやすく、すらすらと頭に入ってきました。

○二重被爆のことを中学生になって初めて知り、とても貴重なお話を自分の耳でしっかりと聞くことができました。

○印象に残ったことが2つ。1つ目は紙芝居。「キノコ雲が僕を追いかけてきているようだった。」という言葉にはゾッとしました。2つ目は、「平和のために私たちができること」への回答。「見て、聞いて、心で感じる」とおっしゃったのが心に強く残り、大切なことだと思いました。