令和3年 7月【学校生活】
7月2日(金)平和学習出前講座
【更新日】2021年07月05日
放射線と紫外線の違いってなに?
長崎大学原爆後障害医療研究所 教授 松田尚樹先生から「放射線・紫外線と私たちの健康」についてお話をしていただきました。
この日はとっても蒸し暑く厳しい状況ではありましたが、普段あまり学習することがない内容に、子どもたちは興味を持って聞き入っていました。
放射線は原爆でよく聞くことばですが、医療や原子力発電などいろいろな分野で利用されています。
しかし、放射線も紫外線も過剰に受けるとそれぞれ健康に影響を及ぼすものであり、身体を守るためにはどのようにすればよいかを学びました。
生徒の感想
○放射線が大地や体の中にあることを初めて知った。人の体に紫外線があたり、しわやシミができやすくなったり、水中でも日焼けすることを学んだ。
○放射線、紫外線を浴び続けると体に悪い影響を与えるので怖いと思った。しかし、紫外線は帽子をかぶったり、日焼け止めをしっかりとぬったりすると強い日差しを浴びても大丈夫だとおっしゃっていたので、今後気を付けたい。
○初めて知ったこと。1つ目、放射線と原子核は深い関係があること。2つ目、放射線と紫外線は共通して遺伝子に傷をつけること。放射線はどこにでもあること。放射線は悪い物質だと思っていたが、私たちの体の中にもあると知って驚いた。
○放射線の種類にも透過性などいろいろと性質が違ったりすることに驚いた。また放射線は人間の体を通り抜けることができ、陽子線はがんを倒すこともできることにも驚いた。