令和5年2月【学校生活】

2月24日(金)道徳授業その2

【更新日】2023年02月27日

家族愛について考えます・・・

「きいちゃん」(山元加津子著)は小学校6年生の教科書に載っています。

小さい頃、高熱により手足が思うように動かなくなった「きいちゃん」

ある日、姉の結婚式に「出ないでほしい」とお母さんに言われ、「私なんて生まなければよかったのに・・・」と泣きじゃくります。

しかし、「きいちゃん」は懸命にゆかたをこしらえ、姉にプレゼントします。

姉は「きいちゃん」を結婚式に呼び、「きいちゃん」からのゆかたを着て「妹は私の誇りです」とみんなの前で話します。

そして会場は大拍手に。

その後、「きいちゃん」は「生んでくれてありがとう。私幸せです」とお母さんに伝えたそうです。

・・・作者は続けて書いています・・・

お母さんは、きいちゃんが、障がいを持ったときから、きいちゃんの障がいは自分のせいだと思ってずっとご自分を責め続けてこられたのだそうです。

もし、もう一時間でも早く大きな病院に連れて行っていたら、あの子に障がいが残ることはなかったのじゃないか、あの子の障がいは自分のせいだと思ってずっと自分を責めていたと話しておられました。

「きいちゃん」は今も、和裁を続けています。・・・

私はこのような母親の愛や家族の愛に満ちた話を聞くと、涙がこぼれそうになります(T_T)

家族愛、親の愛、無償の愛。子供はちゃんとその愛を感じ取っています・・・

そしてやがて自分も親になる・・・  文責 校長