令和5年度12月【学校生活】
12月9日、10日 祝!ロボコン全国大会出場
【更新日】2023年12月13日
ロボコン大賞!3年目の快挙(^^)
12月9日、10日、第24回創造アイディアロボットコンテスト九州地区中学生大会(福岡大会)が九州産業大学において開催されました。
会場までは貸し切りバスで移動
長崎市及び五島市の選手団が交流を深めます。
【ロボコンについて】
ここで通称ロボコンについて、説明します。
競技は4つの部門で行われます。
①動画作品部門
②計測・制御部門
③基礎部門
④応用・発展部門
のそれぞれに各県の代表が参加します。
本校からは、基礎部門
「ロボ魂’sチーム」
応用・発展部門
「捲土重来・琴中魂チーム」
が参加。
【基礎部門は・・・】
基礎部門は、モーター4個までのマシン(ロボット)で戦います。
8本のアイテムを所定の位置に早く置いた(立てた)方が勝ちです。
【応用・発展部門は・・・】
応用・発展部門はモーター6個までのマシンと、自動制御ロボットで戦います。
マシンの操作も複雑になるので5人でチームを組んで分担します。
カラーボールを4つのタワー屋上に、多く置いた(入れた)方が勝ちとなります。
【試合結果】
〇基礎部門は女子2人で結成した「ロボ魂’s」が予選リーグでパーフェスト(8本全て並べること)を出すなど好調なスタートで2勝し、決勝リーグに進みました。
勝負は最後まで何が起こるか分からない!!
決勝リーグ初戦でアイテムをつかむときに4本倒してしまうというハプニングが発生!!
しかし、相手も同じようなハプニングが起こり、僅差で2勝し、決勝トーナメントへ。
決勝トーナメントは4チーム全て長崎県の代表という稀な組合せとなりました。
初戦で五島のチームに惜しくも敗退し結果は3位。
九州大会という大舞台の張りつめた緊張の中、わずかの操作ミスが勝敗を分けてしまうという過酷な状況にも負けずによく頑張りました。
〇応用・発展部門は男子5人で結成した「捲土重来・琴中魂」チームが予選リーグで2勝し、決勝トーナメントへ進出。
決勝トーナメントでも実力を出し、見事に優勝。
思い起こせば、思わぬところでファールを取られて悔し涙を飲んだ県大会でのワンシーン。
その悔しさをバネに、マシンの改良に、そして操作練習にこの日まで5人が一丸となって取り組んできた結果です。
今回は、初戦から見事に全てのタワーにアイテムを置き、そしてマシンの性能をフルに発揮できました。
多くの参観者の度肝を抜く戦いぶりは、最高のパフォーマンスを見せつけることになりました。
相手の宮崎県代表チームも強敵で、決勝トーナメントでも再度戦うことになりますが、このチームとの戦いが一番のキーポイントでした。
優勝するまでの6戦全て手に汗を握る試合でしたが、獲得した点数をみると結果的には圧勝でした。
試合が終わるたびにマシンのメンテナンスを行います。
致命的な欠陥を発見した試合前、慌てて部品交換を行うなどまさに緊張と焦りの連続です。
こんなプレッシャーにも負けずに最後まで戦った子供たち。
日ごろからの陣内先生の指導と子供たちの主体的な取組がもたらした結果としか言いようがありません。
【ロボコン大賞とは・・・】
それぞれの競技で1位を決める戦いとは別に、全てのロボットの中で、アイデアや技術など最も優れたロボットに贈られる賞がロボコン大賞です。
優勝したロボットも素晴らしいが、このロボコン大賞が最高の賞なのです。
今回、「捲土重来・琴中魂」が栄えあるロボコン大賞に輝きました。優勝もしたので2冠と言えます。素晴らしい!の言葉に尽きます。
月曜日の朝、ピロティーに吉武先生から素敵な歓迎がありました。
職員室前に飾っていますのでご覧ください。
【全国大会へ・・・】
今回の2チームは、令和6年1月20日(土)に東京で行われる全国大会に出場します。全国から集まる強豪たちとどのような熱戦を繰り広げてくれるのか、楽しみでたまりません。「日々精進」し、最高の結果になるようみんなで応援しています。
【森山代表の感想】
九州大会終えての感想・・・大会での最高点も記録でき、優勝もできて、大賞も取れてよかった。全国大会では僕らよりも強いチームが当然出てくると思うので、今の最高点を超えられるように、操作技術力も上げながら、ロボットの改良もしていこうと思います。
一番印象に残ったのは、決勝リーグに上がっての1試合目、決勝の時よりも残ってます。あんなに高い点数を出せてよかったなとか、あれどうやって出したんだっけ?って感じです。
最後に、改めて言います。「琴海っ子たちは素晴らしいです。頑張ってます!」