長崎市立琴海中学校

進路説明会を開催

あっという間の中学校３年間、そんなことをしみじみと感じる説明会となりました。
一緒に琴海中に入学した子供たちも、高校受験という人生の岐路に立つ試練を迎えました。私たち大人もほとんどの人が通ってきた道ではありますが。

昨今の入試制度は多様性に対応するために、以前よりも選択肢が広がっております。受験生にとっては有難いことなのですが、複雑な感じがするのも正直なところです。

特に、初めての受験生を抱える保護者の方は不安な気持ちが強いと思います。そこで、冒頭のあいさつでは２つのことをお願いしました。

〇家族でよく話し合い最終的には、自律への第１歩として自分で決めさせましょう。

〇子供が安心して”挑戦”できる環境をつくりましょう。特に、ネガティブな発言やダメ出しはやめましょう。

そして、最後に子どもたちへ送った言葉をもう少し丁寧にこの場で解説します。

どっちにしようか迷うことは大事。おそらくどちらの道に進んでもそれぞれに開かれるだろう。そう考えると、選択するというそのものには大した意味はない。大事なのは、あの時の選択が失敗だったと後悔しないように努力すること、こちらを選んでよかったと思えるようにすることだ。
すなわち、その選択を失敗にしないことが大事ということです。