1学期(令和5年度)【学校生活】

川原大池樹林のハマナツメの花が咲きました

【更新日】2023年06月23日

川原小学校の校章はハマナツメ(クロウメモドキ科)の花の形をデザイン化したものです。

ハマナツメは海岸性の低木(高さ2~3m)で、7~9月ごろに5~7mmほどの小さなクリーム色の花を咲かせます。また、枝には鋭い棘があるので、地域によっては、「トリトマラズ(鳥止まらず)」とも呼ばれています。南方系の植物ですが、種がコルク室の種皮に包まれているため、海流に流されて分布を広げてきたと考えられます。しかし、流れ着いた土地には先に育っていた植物がたくさんいて、なかなか定着することができなかったのでしょう。

県内では福江島など数か所にしか生息していません。そのため「絶滅危惧ⅠB類(EN)県レッドリスト2011」並びに「絶滅危惧Ⅱ類(VU)環境省レッドリスト2012」に指定されています。

本校のすぐそばにある「川原大池樹林」は、ハマナツメのほかにも多くの珍しい植物が生息しています。川原大池樹林のハマナツメの花が咲きましたので、6月23日(金)の昼休み、花を見たい子どもたち19名と職員2名で「ハマナツメ」の花の観察に行きました。こんなに小さな花が校章のデザインに使われいることに驚いていました。その様子を紹介します。

川原大池樹林のハマナツメの花が咲きましたの画像

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