携帯電話について【その他】

携帯電話の取扱について

【更新日】2021年06月25日

 パソコンのインターネットや携帯電話の普及にともない、気軽にコミュニケーションや

情報が得られる便利な世の中になってまいりました。その一方で、電子掲示板の匿名性を

悪用した個人への誹謗中傷の書き込みがもとでトラブルが発生したり、深夜までメールを

交換し体調不良を訴える生徒が多発したりしています。

 お子様と携帯電話の利点と弊害について十分話し合っていただき、保護者の責任で管理・

指導をしていただくようお願いいたします。

 

【携帯電話がもたらす弊害から子どもを守るために】

 便利さや身の安全を守るという理由で、子どもに携帯電話を持たせている保護者が多い

ようですが、その裏に隠されている弊害を認識している保護者は少ないのが現状です。

 

①違法・有害情報にさらされる

 性的・暴力的な画像、出会い系サイト、薬物入手、自殺などに関する情報サイト等

 

②犯罪に巻き込まれる

 出会い系サイトがらみの性被害、画像や文章による誹謗中傷被害、詐欺被害等

 

③非行・犯罪に走る

  画像や文章により誹謗中傷を書き込む、恐喝、チェーンメール、集団万引き、喧嘩等

 

④生活のリズムが崩れる

  メール依存、携帯電話依存、家出、睡眠不足、体調不良など

 

【携帯電話に関するトラブルから子どもを守るためには】

 

 《携帯電話を持たせる前に》

 「何のために持たせるのか」「本当に必要なのか」をじっくり考えた上で、家庭で十分話し

合うことが大切です。使用する場合は、場所や時間帯など『使い方のルール』をどのよう

にするかも話し合い、トラブルに巻き込まれない使い方を考える必要があります。

 

《携帯電話を契約する時に》

 契約時には、有害サイトや掲示板への接続や、知らない相手と話したりすることを防ぐ

『フィルタリングサービス』や『料金制限設定』などを利用し、安全に使えるような設定

にすることが大切です。むやみに『電話番号やメールアドレスを他人に教えない』ことや

『使用時のモラル』をご家庭でルールとして確認してください。

 

《携帯電話を持たせた後は》

 携帯電話は、子どもの私物ではなく、親が貸しているものと考え、子どもに遠慮するこ

となく、インターネットの接続状況や通話・メールの内容、相手など目配りを怠らないよ

うにしてください。子どもの部屋で携帯電話を使用させると、学習や生活リズムが疎かに

なるおそれがあります。携帯電話を使用する場所や時間を守らせることが大切です