青い眼の人形 ダイアナちゃん
 職員室前の廊下に置いてあるこの人形を見たことがある人は多いのではありませんか?  
 実は、こういった青い目の人形は、もともと昭和2年にアメリカの宣教師シドニー・ルイス・ギューリック博士の呼びかけにより実現した、日米両国の子どもたちの友好を願い、アメリカから日本へ送られてきた友情人形でした。しかし、その後日本とアメリカの関係が悪化し、戦争が始まったため、友情の証であった青い目の人形は敵国の人形ということで焼かれたり竹やりで突かれたりするなど、その大部分が破壊されるという運命をたどったそうです。
 戦後、テレビ番組がきっかけとなり、全国で隠され残されていた青い目の人形が相次いで発見され、再び注目が集まりました。再度、日米両国の子どもたちの友好の架け橋となるべく、その活動が再開され今日に至っています。
 写真の人形は、ギューリック博士の孫、ギューリック3世が山里小学校に贈ってくださったもので、「ダイアナちゃん」という名前がついています。
 人形を通じて行われてきた日米両国による民間レベルの親善活動は、国を超えた人と人との「絆」の大切さを多くの子どもたちの心に深く刻むのではないでしょうか。
夏場のダイアナちゃん。ワンピース姿です。 こちらは冬季バージョン。