あの子  

児童記念館の壁にある「あの子」の歌詞にまつわる話です。 



        本当にあった!? 「あの子」の落書き     
 永井隆博士が作詞し、木野普見雄さんが作曲した「あの子」。本校児童が60年以上歌い続けている歌です。
 その「あの子」の1番に、
 ♪ 壁に残ったらくがきの おさない文字のあの子の名 ♪
という一節があります。
 戦後まもないころに山里小学校を卒業された方の話によると、原爆の熱線で焼けた校舎の壁に、確かに落書きの跡があったそうです。
 もしかすると、永井隆博士はこの落書きを見て、「あの子」の歌詞を作ったのかもしれませんね。
        
 原爆投下後、しばらくは校舎に入ることもできませんでしたが、改修を終え、再び学舎としてよみがえりました。
その校舎の壁には、確かにはっきりと落書きの跡が残っていたそうです。
   「あの子」の2番の歌詞を受けて
 「あの子」の2番に、
 ♪ 運動会のスピーカー 聞こえる部屋に出してみる テープ切ったる ユニホーム ♪
 という歌詞があります。
 この歌詞から、地域の皆さんは、「よし、この歌詞にあるように、地域の運動会を開いて住民の心をひとつにしよう」 と思い立ったそうです。
 それ以来、毎年、山里地区親睦大運動会が開催されています。
大人も子どもも、小学生も中学生も一緒になって秋の一日を楽しむ地域の運動会は、「あの子」の歌詞から始まりました。