手崎の三社大神社について(其の弐)

 

 

前回,手崎地区の三社大神社を紹介しました。そこで様々な「?」が見つかりました。

今回は三社大神とは何か?迫っていきたいと思います。

 

 

長浦小学校を出て

 

三社大神社に向かいます。

 

車で3分で着きます。

 

 

二の鳥居と三の鳥居が見えます。

 

本当は二つしか鳥居はないものと思っていたのですが,

 

石碑に三つの鳥居と刻まれてあるので,

 

もう一つ鳥居があることがわかった次第です。

(どこにあるのだろう・・・。)

 

さて,三の鳥居をくぐると,三社大神社です。
境内に足を踏み入れました。
拝殿を正面から見てます。
横から見ています。
境内には大きな木がいくつも生えていることは

 

前回紹介しましたね。

さて,本題に入ります。

 

「三社大神」とは何か?

予想してみると・・・

 

@神様が三柱おり,まとめて三社大神とした。

長崎市の諏訪神社も3つの神様を祭ってありますね。これと同じことでしょうか・・・。

 

A「三社」という神様そのもの

山王神社という神社もありますね。

いや,「さんのう」と「さんじゃ」では音しか同じではないですね・・・。

 

そこで,境内にある石碑を見てみることにします・・・。
 

全部漢字だ!!

 

ちょっと大変ですが,読んでみると

 

祭られている神様の名前がわかりました。

 

大日靈貴尊

譽田別尊

天兒屋根命

         とありました!!

 

ということは

 

三社大神という神様がいらっしゃるのではなく,

 

神様が三柱祭られている神社ということになります。

 

 

ただ,この三柱の神様の名前でどんな神かわかる方・・・

 

あなたはきっと

 

すごい方ですね。

 

 

それはともかく

三柱の神様の最後の文字に注目すると,

とあります。

最後の文字は全て「みこと」と呼びますが,

 

実はこれには深い理由があるそうです。

 

尊は,天照大神の直系の神々及びその子孫につけらるというのです。

 

つまり,

 

天孫系の神々や大王(天皇)つけられる尊称です。(※諸説あり)

 

命は天照大神の直系ではない多くの神につけられるようです。

 

ということは,

 

三社大神社の神は,

 

天孫直系の神が二柱,

天孫直系ではない神が一柱

 

ということになります!!

 

 

果たしてどんな神様なのでしょうか?
大日靈貴尊

おおひるめのむちのみこと

 

「聞いたことないよ!」といわれそうですが,

 

多くの人がよく知っている神様です。

 

実は

いわゆる日本人の総氏神様である

 

天照大神のことです。

 

ご存じのとおり女神です。

 

大日靈貴尊の「靈」は

巫女を表します。

「太陽を祭る貴い巫女」ということならば,

 

天照大神は太陽神そのものではなく,

 

「太陽を崇める巫女」という解釈もできますねぇ・・・。

 

ちなみに

大日靈(おおひるめ)を分解すると

大きな日の巫女(ひのみこ)

 

あの卑弥呼と音は同じとなります・・・・。

 

 

さぁ次です・・・。
 

譽田別尊

ほむたわけのみこと

尊がついているので,天孫直系です。

譽田別尊は第一五代の天皇

応神天皇になります。

 

 

別名は八幡神です。

そう,

宇佐をはじめ鶴岡,石清水,筥崎で有名な八幡さんです。

 

「譽田別尊(応仁天皇)=八幡神」

には諸説あります・・・。

 

 

せっかくなので,

ちょっと補足を入れてみます。

 

 

応神天皇の母は神功皇后といわれています。

神功皇后は九州にやってきます。

夫の仲哀天皇は神の託宣を信じず,熊襲を討とうとして急死します。

神功皇后は身重なのに三韓征伐に出かけ,

新羅を降伏させることに成功します。

 

 

長崎には神功皇后にまつわる伝承も多くあります。

 

その中で

 

長浦から近くに三重・畝刈・式見地区があります。

 

 

神楽島では勝利祈願の舞を舞わせたといいますし,

 

式見は神楽などのることができたそうですし,(※諸説あり)

 

舞の浜でも舞をまっていたといいます。

(ちなみに舞の浜は以前,翡翠がとれる浜として岩石マニアには有名でした。)

 

 

これらの地域では,

器のことを「ごき」と言い,

貴人が使う器「御器」に由来するというのです。

 

 

譽田別尊やら神功皇后やらなんだかご縁があるようですね。

 

 

 

さて,

 

ちょっと頭がいっぱいになってきましたね。

 

 

ここでちょっとブレイク
 

これは三社大神社境内のヤマモモの木です。

 

 

明らかに古木です。

 

 

注連縄がされています。

 

ご神木ということでしょう。

 

 

木の内側はだいぶ腐っています。

しかし,

すごい生命力で今を生きています。

 

最後になりますが,

もう一柱の神様の紹介です。

 

天兒屋根命

あまのこやねのみこと

祭司を司る神で,

中臣氏の先祖とされています。

 

 

これら三柱の神様を約400年前から祭っているそうですが,

 

なぜこの三柱になったのか,

資料や伝承を聞いてもわかりませんでした・・・。

 

なぞは深まるばかりです・・・。
頭をひねりながら学校へと戻る

 

ページ作成者なのでした。

其の壱へ               其の参へ

「長浦について」へ

長浦小トップページへ