『おおとり』

 鳳凰(おおとり),大鵬(おおとり)などと書く。古代からの伝説にみえる瑞鳥(ずいちょう)である。発生は中国で想像上の鳥である。日本書紀の中に立派な人や理想的な社会が出現するときに現れる鳥と記入されている。鶴やクジャクに似た大きなめでたい鳥で建物や神輿の屋根によく飾られる。芳香があり,型くずれが少ないホウの木(青桐)に現れると言われている。

 長崎中学校設立時,先輩方や先生方,地域の人々等は本校の生徒たちが鳳凰が出現するほどの立派な人物になってほしい。また,立派に成長するよう見守ってほしいと熱望した。そこで校章はおおとりを中学校の時の中にデザインし,真実をつらぬく鋭く力強い菱線と眼になって三千里の海や九万里の青空に羽ばたく誇りを表している。
 その後,本校の情熱と誇りと願望は校歌の中に歌い込まれ,しるしだけでなく,心情的にも理解されやすくなっている。