高齢者疑似体験

毎年3年生は総合学習の一環で
高齢者への福祉について学習しています。
そこで本校では「高齢者疑似体験キット」を購入し、
子どもたち一人一人に体験してもらう中で
お年寄りの方の困り感に寄り添うきっかけに
しようと考えているわけです。

まずは体験キットを身につけましょう。
もちろん一人では難しいので…
お友だちに協力してもらわなくては…。
すでにここから難しいのです。
さっそくおはしを使って、豆を右から左へ。
「え?豆ってどこにある?」
「どこって、目の前。」「どこ?」「だから目の前。」
普段何気なくやれることがこんなに難しい。
次は廊下に出てみます。ふざけて
こんな姿勢をしているわけではありません。
ひざにつけたベルトのせいで、
背中がまっすぐ伸ばせないのです。
「こ、腰が痛い…。」
「ほらほら、この先 階段がありますよ。」
階段を上るときはまだいいのですが、
下りになると恐怖心が芽生えます。
「ゆっくり行こうね。」お年寄りを体験する
だけでなく、介助のあり方も考える機会です。
今度は本を読んでみます。
「え〜っと…、これ本なの? ノートでしょ?」
お財布からお金を出します。
「ちょ、ちょっと待って! あれ!? 出てこない。」
財布からお金を出す。簡単なことのはず
なのに、こんなに難しいなんて。

こうして自ら体験する学習を通して
お年寄りの方々のご苦労を少しでも身近に感じて、
今後の学習に生かしていきます。
今月末には「みどりの里」にも訪問させてもらいます。
みんなでがんばろう。